20代男性、銀歯を白くしたい希望があり、型取りせずに口腔内スキャナーでセラミック治療を行った症例

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こんにちは。みらい歯科クリニックです。

歯科医院での治療で患者様から評判の悪い処置が『型取り』。被せ物を作るときには必ずその型取りを行いますが、『気持ちが悪い』『匂いや味が嫌い』など、苦手な方はたくさんいらっしゃるかと思います。

しかし、近年は画期的な機械が歯科でも普及しております。その名も『口腔内スキャナー』といいます。その口腔内スキャナーを用いれば、その型取りが必要なく、高精度の被せ物が出来上がるのです。

口腔内スキャナーは実際はカメラであり、無数のシャッターをきる事で歯の情報をデータとして読み込み、パソコン上に口の中の映像を再現してしまう優れものです。

当院でも、10月より口腔内スキャナー『TORIOS』を導入し実際に使用しております。

 

 

 

 

 

 

実際に使用した症例をご紹介します♪

年齢・性別:20代男性

主訴:銀歯を白くしたい

治療経過:右下に銀歯が入っており、虫歯等はないが見た目が気になるとのことで、セラミック治療を希望されました。形も複雑なものでは無かったので、口腔内スキャナーを用いたセラミック治療を予定しました。まず、被せ物を外し、形態を整え、その日に口腔内スキャナーで型を採りました。

少し見え辛いですが、上記に様にパソコン上に歯が再現されます。そのデータをそのまま技工所に送り、4、5日後にはセラミックが完成されてきます。

費用:30000円(税別)

従来の型取りとの比較:従来の型取りは印象材の変形や石膏を作製した時の膨張などで出る誤差を技工士がうまく調整してくれるのですが、このデジタル印象であれば作業工程上で誤差が出ることがないため寸分の狂い無く完成されてきます。そのため、フィットがとても良く虫歯菌の侵入もしにくいため、被せ物の長期的な安定が望めます。

このように、口腔内スキャナーを用いれば患者様への負担を少なくでき、更に高精度の治療を実現することができます。費用も部分的な被せものであれば1本30000円(税別)ですので、ご興味があればご相談下さい。

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