20代女性、静脈内鎮静治療を用いて親知らずを4本同時に抜歯した症例

  • 20代女性、静脈内鎮静治療を用いて親知らずを4本同時に抜歯した症例

こんにちは☆みらい歯科クリニックです♪

先日のブログ投稿にて、静脈内鎮静治療についてご説明したかと思います。

今回は実際に静脈内鎮静治療を用いて抜歯を行った症例をご紹介いたします!

年齢・性別:20代女性

主訴:親知らずを抜いて欲しい

現病歴:当院と連携しております矯正歯科からご紹介いただいた患者様です。矯正治療を始めるにあたり、親知らずの抜歯が必要であることから当院紹介となりました。親知らずに特別炎症症状などはなく、今までも症状が出た事はないとのことでした。仕事の関係上、あまり時間が取れないため口腔外科病院などでの入院抜歯ではなく日帰りにて治療を希望されていること、分けて抜くのではなく1度に全ての抜歯を希望されておりました。

既往歴:特記すべき基礎疾患はありませんでした。

術前精査:レントゲン写真にて、左右上下に計4本の親知らずを認めました。右下の親知らずは水平に埋まっており下顎の感覚神経に近接していました。

CT撮影を行い、右下の親知らずと神経との距離を確認しております。神経に直接接していないことを確認し、根は3本あることも分かりました。

静脈内鎮静を行うにあたり、基礎疾患がないか、アレルギーがないかなどの確認を行っています。導入から覚醒までの説明、合併症の説明を行い、患者様に同意を頂いております。

経過:患者様を導入し、モニターを装着し患者様の術前の血圧、脈拍、酸素状態、心電図などを把握します。その後、点滴を取り準備をします。鎮静剤を効きやすくするための術前投与を行い、酸素チューブをお鼻にセットして鎮静剤を投与します。当院では、プロポフォールと呼ばれる鎮静剤を使用しており、それをTCIポンプと呼ばれる麻酔専用機械を用いて、患者様の体に適した一定量を持続投与しますので安全です。

患者様がある程度リラックス状態になった事を確認し、歯医者さんでよく行う局所麻酔を行います。十分に麻酔が効いていることを確認し、手術を開始します。

鎮静治療中は、院長含めスタッフ全員で麻酔記録を記入しながら患者様の状態を確認しております。

問題なく4本親知らずを抜歯しております。抜歯後は、鎮静剤の効果がしっかり抜けていることを確認し、自立歩行で帰宅いただける状態である事を確認し終了となります。

麻酔時間:導入から覚醒、帰宅まで約2時間

手術時間約45分

料金:静脈内鎮静+智歯抜歯(4本)で50000円(税抜)

術後は何か異常があればすぐに当院へ連絡していただくこと、抜糸などの後処置については紹介元の病院でお願いすることを患者様にお伝えしております。

総括:静脈内鎮静治療はリラックスした状態で治療を行えるため、長時間の歯科治療にはとても有効だと思います。気づいたら1、2時間経っているような感覚ですので楽に処置が受けられます。また、静脈内鎮静を併用した治療では、安全性を第一に行っております。そのため月1回木曜日と日付を指定させていただいております。

また、料金に関しても矯正目的の抜歯は基本的に保険外診療になりますので、他院口腔外科で鎮静下抜歯を行うと高額な料金になります。当院は比較して親知らずの本数に限らず一律5万円ですのでリーズナブルかと思います。

1日の件数に限りがございますので、ご相談・ご予約はお早めにご連絡ください☆